いつか秒針のあう頃

"仕事とか忙しい合間に描く方がいいものが出来る"

 

と言っていた2015年


"これから先は、何も考えないで描きたい
自分の本当のものが出てくると思う"

 

と言っていた2020年 

 

大野さんの作品は「いい感じにもがいてるね」が

伝わるのがホントいい。

 

大野さんのもがきは、

いつだってファンと真っ正面から向き合い

想ってくれていたからこそ生まれたもの。

…申し訳ないんだけれどね。

 

いいものを作らなくちゃ

みにきてくれるひとのために。

ファンのために。だった2015

 

ありのままがみたいよね。

ファンの子は、きっとね。だった2020

 

大野さんの中で、ちゃんとベクトルが

自分に向いてるなってことが

伝わってきた瞬間さえも

作品を通してみせてくれた。

 

大野さんを大切に想うファンとして

彼がどんな心境にいた(いる)としても

寄り添えるって思えた

"もがいてる"

といえば、This is 嵐ライブでの

いつか秒針のあう頃。

 

男女の別れの曲。

 

歌詞をみて推測するに、男性のほうは

まだ愛してるけど彼女を想い、自分から

別れを切り出している。

 

愛するが故に

自分の意志と反する決断をした

心の葛藤が描かれた世界観。


Liveでは鏡の演出とSatoshi Ohnoの振り付けの

融合で、この複雑で切ない男性の心のうちを

描いたのかなぁと、みて捉えていた。

 

狭く、薄暗い鏡の世界は男性の心の中。

 

彼女への一筋に行かない複雑な想いをもち

鏡に映る自分と必死に向き合おうとする

胸が詰まりそうなほどの「もがき」

 

細かく波うたせた手の表現は

「過去への愛おしみ」

 

その手をそっと天に掲げ

空を仰ぎ問いかける「心の迷い」

 

こんなにも心の葛藤を描いていたのに

今回の智くんの振り付けからは、

智くん自身の迷いみたいなものを一切感じなかった

 

巧妙な創作ダンスの組み合わせのなかで

複雑に絡み合う1人の男性の心情を

あんなにもストレートで綺麗にまとめることが

できる表現の幅の広さ。

 

本当に美しい最高傑作だった。

 

ソロのアクセントダンスに関しては

欲望を全身から放出させ、

溢れ出た感情をシャウトにも近いフェイクに乗せる

 

震える。


一瞬で時空を曲げるあのダンスは

息が止まってみているのにも気づかないぐらい

"踊る"というよりも"語る"のが大野さんの表現なんだ。


もしも…

あの『夜明けのキス』に振りをつけるなら

どんなだっただろう…

 

Liveで用いられた

1番の歌詞では、目の前で繰り広げられる

男女の別れの一幕がリアルに描かれ

大野さん特有の細かいバイブス的な動きから

そんな儚く消えうる「現実」をみている側にも

強烈に突きつけられるようなアプローチだった

 

一転して2番の歌詞「僕を包み込むような記憶」

「決して消えない素敵なthrough the night」に

繋ぎ目もなしに夜明けにキスをしたこと。

 

など、2人で過ごした淡く優しい思い出に浸り、

彼女の温もりを思い出しては

愛に包まれる場面になっている。

 

ファンとしては、大野さんの夜明けのキス…

を勿論聴きたかったし、恐らく一生根にもつけれど←

 

気持ちがもう重なり合うことのないであろう

2人の"今"という現実を受け止めるという

意志の強さと

 

でも、もしまた2人の気持ちが重なるのなら

そのときは"Be on your side(君の味方でいるから)"

 

また遠い未来で、いつか秒針のあう頃に

巡り会えるかもしれない。

というポジティブな可能性を秘めつつ、

 

だから、ここからは

「誰も知らない自分の人生の一歩を踏み出すんだ」

 

あえて2番の歌詞にある淡い過去の記憶は

自分の中に仕舞い込み

ファンへのメッセージとも取れる言葉だけを

力強くストレートに伝えるための流れだったと。

 

私は、そう受け止めた。

 

心の底から愛しているからこそ

相手を想い

別れを選択することだってある。

 

想い続ければきっと

ひとつの時計盤のうえでまた…

 

 

いつか秒針のあう頃

 

 

大野さんの作る世界に迷いはなかった。

 

#大野智

 

「リーダー」

 

そう、大野は背負っちゃうのよ。

 

 

でも、決して重荷を背負わされてるという

ネガティブなニュアンスではないんやで。


"自分がやらなくちゃ"というよりも

無意識的に、当たり前に

"自分がやります"というスタンスなんやで。

 

私の中で、大野さんはずっと

天から与えられた宿命を背負って

何かに突き動かされているようなオーラを纏う人。

 

な、イメージ。

 

仮に、誰かになにかを無理やりさせられてる

やらなくっちゃいけない

と捉えるひとだったら絶対に纏えないオーラだと思う。

 

中居くんと大野さんに共通していることは

相手に悟らせない、気を遣わせないように

あえて『含み』という名の優しさのアイテムを

使って、静かに自分の中だけで消化するところ

 

周りに気を遣わせないために

周りの人達が自分らしさを欠くことのないように

自分達自身が仮面を被っちゃうところ

 

それからなによりも、これまでの自身の歩みに

対する揺るぎない『自負』をもっているところ。

 

これ、智くんのことあんまり知らない人にとったら

もしかすると"意外"と思われるかもしれない。

 

なぜなら、大野さんは決して自分を

ひけらかし驕るような人ではないから。

 

確かに大野さんは、間違いなく謙虚な人だ。

だけど、だからといって

決して自分のことを過小評価したりはしない。

 

これまで積み重ねてきた努力に対する

絶対的な自信をもっているし、

もはや、職人気質なところもあるけど

プロとして自身の中でもつプライドは半端なもの

ではない。

 

それほどの強さを軸にもっている人でも

国民的トップアイドルグループをリーダーとして

守り続ける責任と重圧はとんでもないもので

あっただろうと思う。

 

その凄まじさは、同じ境遇に立つ者にしか

わかり得ないと思うし

大野智」という人間ごと理解して

くれてた中居くんの『大野は背負っちゃうから』の

一言は、ファンとして感謝でしかなかった。

 

 

中居くんの一言で

私、またOHNO's Diary観ちゃう。

 


「ただ単にメンバー4人が幸せになってくれれば

いいだけの話だからね。ただそれだけ。

ずっと嵐のことしか祈ってないの俺」

 


もう、これがね。

 

東山さんも言う

「あなたは間違いなく嵐のリーダー」

なんですよ。


ここまで4人のことをずっと想って

幸せを願い、祈り続ける智が

自分自身の自由な生活のためだけに

休止を決めたとは、、ほんと一生そうは思えないよ。

 

 

智、、、
聞いてるかぁーーー!?!?😭😭(時々起こる発作

 


「リーダーが辞めるって相当のことだよ」

 

グループに身を捧げる覚悟でここまで歩んできた

大野さんを思うと、この言葉が本当に重い。

 


酔っ払ってグッシグシに泣きじゃくってた

大野さんがあれ以降、最後の最後まで一滴も涙を

流さなかった事実。
 

リーダーとして、もう一生その全責任を

背負い続ける覚悟をわたしたちに見せてくれたよね。


でも本当は潰れそうなほど不安だったし

苦しかったよね。

 

だからメンバーの言葉に泣き、

ジャニーさんと心で会話して泣き。

東山さんのあの言葉に今までの全てが

報われたと思えたよね


でも、大野さんの本当の本当の確信の部分は

何も語るつもりもなく

智の"こころの鍵部屋"にしまわれたまんま、

墓場までもっていくであろう

その男気を、わたしはもはや女房的な

目線で一言「わかりました」と全てを

悟ってますよばりに言ってあげたいよ、直接。


何も言わずにそっと。

酔っ払って寝てしまったその肩に

手を置いてあげたいよ。

 

自分でも、なーんにもやってないよ

なんて、いっつも謙虚だけど

それは周りに気負わせないようにするための

大野さんの優しさ。

 

いつも一歩引いたところから

グループの足元を見守る心遣い。


きっと。というか確実に

沢山のことを自分の中で飲み込んで

自分のことよりも誰かの為に泣いて

もがいてきたんだと思う。

リーダーとしての責任と向き合い、

命がけでグループを守って

きてくれたこと。

 

改めて、本当にありがとう。

 

大野さん、

 

いま自分の時間を噛み締めていますか。

自分の為に生きていますか。

 

 

#大野智

ライトダウン伝説

智と巡る『FREESTYLE 2020 SATOSHI OHNO EXHIBITION』2020.12.11

 

あれから一年ですか。

 

天才だったね。(唐突)

 


飾らず自然体で、優しくって

ずっと2人で寄り添っていたような

そんな時間をすごせましたね。

 

智くんと共に…

 

自分だけの領域を持っていて、

特別に大切な部分は誰にも見せないし

彼の領域には誰も踏み入ることが出来ない

そんな智くんが

 

"放っておいてくれる人がタイプ"

自分では言葉にするのが苦手というし

そんな優しさの塊がゆえに

受け取り方を相手に委ねてくれる

そんな智くんだから

 

そして何よりも、ファンの気持ちを

手に取るようにわかってくれる人だからこそ、

 

ファンのために用意してくれた特別な時間。

 

この、とんでもなさが伝わりますでしょうか。

 

自分の想い、喜び迷い、苦しみ

そして出会いや別れ、智くんの人生そのものを

FREESTYLEという場で、その全てをみせてくれた。

 

それだけでも充分なのに、

 

彼のファンひとりひとりが

智くんと心で会話しながら

「智くんと私だけ」の時を過ごせる

2人っきりになれる。

掛け替えのない時間をプレゼントしてくれた。

 

優しい静かなトーンの声。

智くんの擦るように進む足音。

静かな呼吸。

いつも通りパンパンなズボンのポケット。

全部が最高の贈り物だった。


たくさんお話をしてくれた作品もあれば

時折、作品をじーっと見つめて

何も話さなかったり。

 

そんな智くんらしいゆったりとした

時間の流れ方や空気感に

心が溶かされ、落ち着いていく。

 

もっと作品のこと話してくれるのかと

思ってたけど、そうじゃないところが

智くんらしい。

 

無言の時間ほど、智くんの胸中に想いを馳せ

そんな沈黙が、最高に心地よかった。

 

作品を愛おしそうに

真っ直ぐな瞳で見入るその横顔は、

不思議なぐらい綺麗で

 

ふわふわな髪

長くて繊細なまつ毛

少し猫背な背中に

いつのまにかボーっと目を奪われてる。


かと思えば、

 

「細かっ!」

「これはいっか」@2点のテスト

 

みたいに急にぼそっとしゃべりだす智くんの声で 

我に返ったりして。

 

智くんの独特な"間"。

 

なんか、すっごく話すわけでもないし

気づいたらふっと消えてしまいそうな儚さの持ち主

だけど、前に進む時には

黙ってしっかりエスコートしてくれる。

それが智くんの男らしくてかっこいいところ。

何度でも惚れ直してしまうところ。


誰もが心地よいと感じてしまう彼の不思議な波長


智といっしょにいると、こんな感じかぁ…

 

時間よ止まれ。切実に____

 


気になったのは、やっぱり大きな細密画。

 

大野さんの本心が見えそうで、

深読みする勇気が出なかった絵。


この絵を前に、ずっと黙って

静かに変化する表情で眺め見ていた大野さん。

 

その揺れ動く瞳を見守ることしかできない自分。

 

心のどこかでこの絵の真意を智くんから聞きたいと

待ち構えている私。

 

「すげぇな」

 

フッと息をはくように、一言だけ呟き

その場を去る大野さん。

 

…そうだよね。言えないよね。

言うべきじゃないって思ってるのかもね。

 

まるで心の鍵を預けられたような

何かを託された気持ちになる。

 

夜の静まり返った静寂に後押しされるように

"切なさ"に襲われた

 

そんな気持ちを知ってか知らずか、

それでも終始穏やかなままの智くんは

彼のペースを崩すことなく落ち着いた佇まいで

夜景の見えるスカイデッキへ連れて行ってくれた。

 

ここにきて、改めて気がついたけど

智くんは「夜」が完璧に似合う。

 

普段お茶の間ではなかなか知ることができない

大野智の夜のトーン。

 

誰よりも大人で落ち着いていて、内側から

滲み出る深みのある色気に溢れている。

 

吸い込まれてしまいそうなオーラ。

 

これが本来の大野さんの素顔なんだろうな。

 

冷たい外の空気に灯る東京タワーをバックに

ゆっくりと感謝の気持ちを伝えてくれた

智くん。

 

いつも通り、シンプルで

真っ直ぐな言葉で。

 

話し終え、静かに夜景の方を向くと

偶然か必然か、消灯の時を迎えた東京タワーの灯。

 

智くん。

大野智の30年を一緒に巡らせてくれて

本当にありがとう。

 

智と巡るフリスタデート、じゃなく

智から大切な話があるから呼び出された。

 

そんな感覚だった。

 

智くんがくれるものは、いつも

申し訳ないぐらいにこちらの想定していたことを

遥かに超えてくれる。

無条件に沢山の愛を与え続けてくれる。

その存在そのものが"エンターテイメント"な人なんだ。

 

泣きたくなる程、愛おしい時間でした。

 

大野智とは、「愛です」

 

#大野智

兎と月

フリスタの細密画に描かれて

グッズにもしてくれた『兎と月のロゴ』

 

なんだろうね。見ているだけで安心する

柔らかさと儚さは。

 

ふと、どんな意味があるのか気になって

調べてみたことがあります。

 

「月に住む兎の神話」


昔、一匹のうさぎが、飢えに苦しむ

おじいさんを助けようと一生懸命食べ物を

探しますが見つからず、自ら火の中に

とびこみ、自分の身をおじいさんに捧げます。

 

実は、そのおじいさんは帝釈天という神様。


帝釈天は、他人のために自分を犠牲にした

ウサギの利他の尊い精神をふりかえり、

世の中からきっと争いごとがなくなるように、

『月』の中に甦らせて、皆の手本にしたのです。


これって…


誰かの笑顔にワクワクできて

自分の中だけで全てを解決しちゃう

強さと頑固さがあって

周りが喜ぶ姿を見るだけで心から幸せを感じられる

利他精神の塊、大野智さんのことですか?。゚(゚´ω`゚)゚。

 

大野さんの生き方を比喩した物語ですか?????


智くんが

この伝説を知ってか知らずかはわからないけれど、

きっとこの兎月は何かしらの大野さんからのメッセージなのかな。


"自分以外の誰か"を機軸に生きている大野さん。

 

大昔の話になりますが、

『Ready to fly』の楽曲インタビューでも

過去、こんな風に語っていました。

 

𓂄Ready to fly (作詞:ma-saya)

何かに怯えて生きてる 夢の中にまで

心配だらけの毎日 抱え込んでいる君

僕らは 未来のため生きてるんじゃない

今だけの大事なものだってあるはず

答えもないのに悩んで 疲れ果てるまで

自分を追い込み続けて 塞ぎ込んでいる君

何処にも 行き着けない旅なんてない

君だけの大事な場所だってあるはず 𓂁

 

 この曲の主人公と自分は

考えが似てる部分があるから

歌詞にはすごく共感できる。

 

落ち込んで、悩んでいる人がいたら

その人と同じ位置に立って

慎重に考えるようにしてる。

 

 「大丈夫、大丈夫」は上辺だけでしかないじゃん。

 

その人にとって何が必要か、目線を合わせて

一緒に考えてあげる事が重要なんだよ。

 

__

 

極端な話、智くんが誰かから

受け取るモノの真意に

たとえ悪意や下心の裏側があったとしても、

(あくまでも例えばの話です

 

もしくは、相手に悪気はないけど

でも第三者からみてそれはどうなのってこと

だったとしても

 

智くんはまず相手に目線を合わせて

本当に必要なことを誰も傷つけることなく

取捨選択できる土俵の広さをもっていると

私は思ってる。

 

狭い小さい範囲で物事を捉える人ではないなと。

 

人のために生きることや

他人軸になることが自分らしさを封じ込めて苦しいと

思う人なんかじゃない。

 

別の角度からの話になりますが、

むかーーし、どこかで 智の左目(視力が物凄く悪い方)は、 運気の強い人のオーラがなんとなくみえる(確かオレンジ) って言ってたような記憶がある。

 

これは、すいません…。

本当かどうかは定かじゃないけど

智くんが尋常じゃない洞察力を持っていることは確か。

 

智くんが描く、亀梨くんや自画像の人物の右目が

深く宇宙のように輝くのは、

智の左目から真正面に映る相手の右目に

魂を宿しているのかなとか、考えたりしていました。

 

智くんの「人」や「未来」を見据える感性って

半端じゃないんですよ。

 

だからね、智くん。

 

お休み中なのに声を聞かせてくれたことは

私は素直に嬉しかったよ。

 

お休み中なのに…という

智くんの事が大好きだからこそ

心配する声、疑問の声が沸き起こるのは

勿論だと思うし、

きっと智くんは全部わかってた。

 

わかった上で、

自分を取り巻くそういった無数のエネルギーをも

丸っと包み込んで 相手に優しく

返してくれることができるのが

大野さんだと思うんです。

 

いつも個人的に心掛けているのは、

「思い入れファン」ではなく

「思いやりファン」でいること。

 

ファンは誰しも推しに沢山の愛を注ぎます。

推しの事が大好きだからこそ、全力で

守りたいし、筋の通っていないことで

推しが苦しい時はファンも苦しくなってしまう。

 

でもそれが、思い入れである場合、

時としてそれが逆に推しの選択肢を奪い、

苦しめてしまうことも起こりうるかもしれない。

 

それがもし、思いやりならば

お互いの考えを尊重し、もっともっと愛が

育つと思います。

 

だから、どんな形であっても

そこにどんな背景があろうとも、

これからの未来同じようなことが

あってもなくても、そんなのはどっちでもよくて

 

智くんがくれたモノやコトは

そのまんま受け止めたい。

 

智くんの本心は、

智くんにしかわからない。

 

だからこそ、

せっかく目の前にそっと置いてくれたものは

素直に感謝の想いで

受け止めて自分の中の宝物にしたい。

 

そんなふうに思うんです☺️

 

それだけでいいと思う🐰🌙

 

#大野智

 

誕生日に、お手紙を。

智くん、41歳のお誕生日おめでとう。

 

確実に去年とは全く違う感情で

包まれている1日。

 

大野さんのいない毎日を噛み締めるように

歩む日々のなかで、2021年

私なりに大野さんと向き合ってきた。

 

そんな中で、なんだか智くんの想いが前よりも

少しずつわかってきたような気がしていて

 

そのあたたかさと愛おしさに

思わず涙が溢れ、

ただただ抱きしめることしかできない

切なさで胸がいっぱいになる。

 

 

いま、改めて思うこと。

 

智くんが休止前最後の個人仕事として…

 

いや、"仕事"としてじゃなく、

ファンに想いを伝える場として

個展を開催してくれた意味が

深く深く理解できるようになってきた気がした。

 

大切なことは口には出さず

自身の表現の上にそっと置いて

「はい、どうぞ」

って、丁寧に渡してくれる大野さん。

 

ここ(FS)で大野さんに、最後に直接会えたことが

活動休止という大きな壁を乗り越える力となり

今の私の歩みを進めてくれる原動力になっている

といっても過言ではない。

 

そんな、私の人生がまた大きく突き動かされた

FREE STYLE 2020 OSAKAでの出来事を

今日という大切な日にお話させていただきたいと

思います。

 

2021.01.19


これはもう…大野さんは絶対ここに来たんだって

根拠のない確信が湧き起ったほどに

手の込んだ愛で溢れてて

手を伸ばせば智に届きそうで

そこで大野さんがなんとも言えない表情をしながら

立って見てそうな…そんな不思議な空間だった


智が生み出すアートは、"作品"を見ているという

よりも、"大野智"を見ているという感覚に

なるのが不思議。

驚いたのは、作品は同じでも

六本木でみたあの景色とは本当に

全然違ってみえたこと

智の作品って、

場所や環境が変わるとこんなにも表情がかわるんだ

 


まさに生きた作品

本当の意味でのフリースタイル



六本木では、全ての作品が

長い一本の旋律のように繋がっていて

真っ直ぐ導かれるように観ていった感覚


大阪では、ひとつひとつ、ポツリポツリと

そこに散りばめられた愛おしいでしかない

作品達を自分で必死に回収していったような感覚

 

わたしの大好きな人間味に溢れた

「ただの大野智でいいと思う」

に、触れられた空間だった。

 

会場に入ってすぐ、
フリスタ2008でスポットライトを浴び

きらびやかにデビューした、あのガマドンがいた。

 

ガマドンといえば、


マントにアフロヘアー

高々と掲げた右腕。

その姿はまるで、ステージで輝く

大野さんみたい


そんな、スーパーアイドルガマドンは

彼がお休みに入るそのタイミングで

大阪にも来てくれた。

 

そこにいたのは…


マントを脱ぎ、アフロを取り

スイッチはオフ。

会場にいたガマドンは、なんと

木箱の中で眠ったまま。



木箱の上には、ガマドンが脱いだメガネとアフロ。

上にちっちゃなミラーボールをつけて

クルクル回ってた…←全部シュール


改めて、
智がファンと繋がっていることを

感じられるようにと

作ってくれたガマドンチャームと向き合ってみる



そっか。

 


ガマドンは"大野智"じゃなくて

"嵐のリーダー"なんだ。

 

 

"嵐のリーダー"の魂を宿した

お休み中のガマドンくん。

 


右腕を掲げマントを纏い歌うガマドンではなく

スイッチオフにしたガマドンを

私たちに『持っててね』って、

ゆだねてくれた意味を思うと、愛おしくてたまらない。

 

茶の間を過ぎ、会場の真ん中に入ると

そこには2つのランタンに守られ

優しく佇むジャニーさんがいた。

 

"しんでんじゃねぇよ…"

 

実感が湧かずに涙すら出なかったと

話していた智くんは

"悲しみ"の感情を通り越したその先の

「無」の世界に佇んでいたのかもしれない

 

そんな智くんはジャニーさんに

沢山の色を重ねた。

今までやったことのない手法。

 

だけど、どんどんイメージが進み

何色も何色も鮮やかに彩られカタチとなっていく。

 

自分の手で命をふきこんだ

「生きて」残るジャニーさんの姿を

目の前にしたとき

 

"やっぱ。涙が出るね"

 

…そのときはじめて、智くんの中に
点在していた感情が身体中を巡り
涙となって溢れ出る

 

そんな、ジャニーさんの魂を

両わきからそっと

2つのランタンが優しく照らし続けていた。

 

そして、細密画。

 

六本木では極限まで近づき

答えを探すように必死になってこの

宇宙からのメッセージfrom大野を読み解こうとして

撃沈した。細密画。

 

大阪では、薄暗い照明に照らされ

ベースに塗られたシルバーがキラキラと輝いていた

 

なんだかよくわからないけど

妙にホッとする。

 

…あれ。

 

これは宇宙からのメッセージなんかじゃない。

大野さんの心の記憶が記録されたものなんだ。

 

誰も踏み入ることができない、

大切な領域なんだ。

 

自然と少し絵から距離をとり、

離れたところから細密画を見守る自分がいた。

 

シルバーの細密画を心に刻み

歩みを進めた私を待ってましたとばかりに

登場したのが

 

パントマイムで踊った床を立てた「壁」

そして、その時に履いていた白のペンキで塗られた

「靴」

 

ステージにそっと靴を綺麗に揃え置き

姿を消したSATOSHI OHNO

 

この大野さんのシュールすぎるブラックジョークが

伝わりますでしょうか…(ブラック言うな

 

ある意味私のなかでは

フリスタ史上一位ぐらいの強烈なメッセージ

受け取った気分になったこのステージと靴が

あまりにも強烈な光景すぎてその場を動けない

にも関わらず、その後の映像では更にシュールに

追い討ちかけてくるとか…

 

(個人的には潤とこれを一緒にみて

「ふーん、大野さんらしいね?」とか言って

ドライに流してほしかったわ、ぐらいの威力。

 

フラフラで細い通路を抜けると、

そこには大きな智がいた。

 

あの黒いシャツを着た大野さんだ

 

ねぇ、大野さん。そんな顔しないで?

って思った。涙で直視できない。

自分でもよくわからない感情に襲われた。

 

実は、大野さん。最近でもこの顔みた。

 

そう。

ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories

エンドロールの大野さんの表情。

 

あくまでも、大きな意味合いで

「区切り」を感じた。

 

 

 

 

本当に凄い人を好きになってしまった

掴みどころがどこにもなく

追いつきたくても、尊いほどに遠い存在。

 

それなのに、それなのに…

会場に入った瞬間から

いきなり智の優しさに触れ

一瞬でむちゃくちゃ寄り添ってくれる

 

そして、最後にはやっぱり1人で

『またね』って去っていってしまう


本当にずるいなぁ智は

泣きながら笑えてきちゃうね


このとんでもないエネルギーの塊が

このまま永久に宝箱にしまわれっぱなしになるとは、

到底思えないんだよなぁ

きっとまたいつかどこかで動き出す。

 

吸い込まれそうなほどに綿密な技量

計算され尽くした色使い

こだわり続けたシュールな世界観を

目の当たりにした。

ということはもちろんではあるんだけど

それ以上に

大野智という人の内側を

そっと見せてもらうことができた個展。


人間味があって、

等身大で

あったかい、

そして、涙が出るほどに

繊細であること

嵐の曲を聴きながら

その当時を思い出して描いてたんだって

言ってたけど、そんな智にとって

大切な宝物の時間まで

私たちに共有してくれたね


智の手から生み出された作品達に囲まれて

智を感じられたこと。


心から、ありがとうございました。


智くん。

 

本当に色んなことがあるよね

優しすぎる人だからきっと

また自分のこと以上にファンのことを

心配してくれてるんでしょう。

でもね、わたしは個展でみた

智の想いや本質の部分、

そして愛あるメッセージ。

それだけでこの先もこの人に

ついて行こうと思えたから。


だから、これからも

その笑顔を絶やさずに真っ直ぐを

貫いてください。

 

多彩な才能を持っている大野さん。

だけど陰での努力を決して怠らない姿勢には

いつも心を突き動かされ

人として心の底から尊敬しています。


グループ、それから私たちファンを

守ってくれたこと。支えてくれたこと。

本当にありがとう。

 

大野さんの全てが大好きです。


大野さんの未来が幸せで溢れますように。

幸せでいてね。

 

改めて、お誕生日おめでとう。

 

#大野智

#大野智誕生祭

#FREESTYLE2020

誕生日を前に。

かあちゃん、いつも産んでくれてありがとう』

 

 

自分の家族のみならず、大切な誰かの家族まで

心から"家族"を大事に考える智くん。

 

そんな海や空よりも広くて

優しい心の持ち主に育てた智くんのお母さん

 

テストで2点とっても、

こんなのなかなかとれない!

といって額縁にかざる、かあちゃん

 

自分のやりたいことをやりなさい。

を徹底した、かあちゃん

 

でもそんな智くんのお母さんが唯一

ジャニーズに内緒で履歴書を送り、

反発する智に『ダメ元でやってみなさい!』と

強く言ったこと。

 

このことが、その後の智くんの人生を

大きく変える転機になった。

 

息子の個性を本当によく見極めて、

必要なときに必要な言葉だけをかけてあげられる

芯の強さとおおらかさ。

 

目の前でもがく我が子が、その一歩を自分の足で

歩み進められるまで、じっと見守り待ち続ける、

相手を信じる心。

 

智がしっかりその気質を持って育ったのも

やっぱり、

お母さんなんだろうな。

 

どんなときでも、誰に対しても

決して相手を否定することなんてない。

 

相手の全てを受け入れて

相手の気持ちをなによりも大切に思ってくれる。

 

だから、相手は自然と大野さんに心を開けるし

自分の本音を打ち明けることができる。

 

それに、智くんの言葉って

受け取る側が待っていた言葉の

それ以上に、大切な"気付き"もひとつそっと添えて

届けてくれますよね。

その何気ない付加価値が、受け手にとっては

一生の宝になるんです。

 

受け止めることだけでなく、

そんなふうに優しくそっと背中を押してくれるところも。

 

大野さんのそういうところに

良くも悪くも

みぃんな、甘えてしまうんだよね。

 

優しいんだもん。受け止めてくれるんだもん。

頼りたくなっちゃうんだもん。

 

それって、今までも何度か言ってきたかも

しれませんが、大野さんが本当に"強い人"だから。

 

実は出生時にへその緒が首に巻きついてしまい

命の危険な状態で生まれてきた智くん。

 

だけど、

お母さんの声かけでなんとか持ち直した

その尊い命。

 

智くんの生命力の強さや、存在の大きさは

もう生まれたときから備わっていたのかもしれません。

 

私たちは、彼のその内側から溢れ出る柔らかい光に

いつも包まれ、守られ、

時には心を預けてきました。

 

それは、彼が目の前からいなくなった

今も変わりません。

 

彼の"人として在るべき姿"は

ずっとずっと私にとっての指針です。

 

大野智くんのお母さん、いつも智くんを産んでくれて

本当にありがとうございます。

 

彼の誕生日まで、あと3日。

 

#大野智

準備力

ドラマの役に入る時や、ステージに立つ時。


本番を迎えるにあたって、大野さんは

「なにも考えてない」

と言うことがある

 

そんな、大野さんが現場に立つ時に言う

「なにも考えてない」は

「もうすでに完成している」ということ。

 

大野さんのパフォーマンスの凄さは

一切抜かりない『準備力』が根幹にある

 

いざ、次の役が決まると同時に智くんの

高い洞察力で徹底的に役どころを分析し

並大抵ではない努力を重ね、

完璧に自分のなかにその役を落とし込んだ状態で

現場に臨む

 

だからといって、

ガチガチに固めてくるわけではない。

 

監督の要望にもその場で柔軟かつ

臨機応変に対応できる"余白"を常に持っているのは、

完璧な準備の賜物。

 

"自由=練習"と言うほどのひと。

 

大野さんは、どれだけ周りに評価をされても

芸歴が何年、何十年経とうとも

いつも「不安だ」という。

 

この悲観的な予測が智くんの力となり、

常に地に足をしっかりとつけ

敵は自分と言わんばかりに自分を追い込む。

 

普段の物静かで落ち着いた大野さんからは

想像もできないほどの努力を

裏では人知れず重ね

表舞台に立つ時には、期待以上の結果をだす。

 

このギャップこそが大野智であり、大野さんの美学。

(ほんとこのひと人生何周してきたんだろう…)

 

 

更に彼の場合、前述での

"短期的な準備力"はもちろんのこと

"長期的"にも先の道を見据え、

忍耐をきらすことなく

地道な準備をかさね続けることができる。

 

たとえ、何年がかりであろうとも。

 

以前に、中居くんがとある番組で後輩グループに
こんなことを言っていた。

 

「デビューの時は若さもあり

 周りの力で頂点に連れていってくれるけど

 10年経った時に自分を磨いて

 武器を沢山持っているかどうか。

 次の山に登る時に自分のリュックには

 どんな荷物を持っていけばいいのか

 それを踏まえて、スタートラインに立てるのは

 8年くらいが過ぎてからだ」

 

大野さんも、いつも同じようなことを言っている。


『苦労は買ってでもしたほうがいい
 苦労を重ねた人ほど強いから』

 

"芸能界"

 

ここは、きっと一般では想像もつかないほどの

スピード感のなかで結果も求められ

時には他者とも闘って

生き残っていかなければならない世界なんだろう

 

"普通"の感覚を持ち続ける大野さんにとって

最も自分自身のスタンスとの

ギャップにまみれた世界だったと思う。

 

それでも大野さんは

どんなに苦しい時期でも

その荒波に押し流されることなく

山の頂を行き急ぐこともない。 

 

ライバルは、いつだって自分。

 

目の前のひとつひとつを

丁寧に摘み取りつづけることで

いつか必ず自分たちも認められる。

 

道は開ける。

 

この信念を嵐が何年経とうと

絶対に曲げなかった。

 

『結果なんてどうでもいい、一生懸命があれば』

 

そうして彼は、地道な努力と経験で実力をつけ

愛に溢れたパフォーマンスで

着実にファンを増やしていった

いつしか大野さんの信念は、グループを支える

機軸にもなった。

 

中居くんの言う「武器」というものは

智にとっては「宝物」という言葉のほうが

近いかもしれないな。

 

智くんが貫いてきた信念を胸に

20年以上の歳月をかけて

地道に拾い集めてきた「宝物」こそが

大野智を守り、前に突き進める武器。

 

本当に強い人なんです。大野さんは。

 

#大野智