誕生日に、お手紙を。

智くん、41歳のお誕生日おめでとう。

 

確実に去年とは全く違う感情で

包まれている1日。

 

大野さんのいない毎日を噛み締めるように

歩む日々のなかで、2021年

私なりに大野さんと向き合ってきた。

 

そんな中で、なんだか智くんの想いが前よりも

少しずつわかってきたような気がしていて

 

そのあたたかさと愛おしさに

思わず涙が溢れ、

ただただ抱きしめることしかできない

切なさで胸がいっぱいになる。

 

 

いま、改めて思うこと。

 

智くんが休止前最後の個人仕事として…

 

いや、"仕事"としてじゃなく、

ファンに想いを伝える場として

個展を開催してくれた意味が

深く深く理解できるようになってきた気がした。

 

大切なことは口には出さず

自身の表現の上にそっと置いて

「はい、どうぞ」

って、丁寧に渡してくれる大野さん。

 

ここ(FS)で大野さんに、最後に直接会えたことが

活動休止という大きな壁を乗り越える力となり

今の私の歩みを進めてくれる原動力になっている

といっても過言ではない。

 

そんな、私の人生がまた大きく突き動かされた

FREE STYLE 2020 OSAKAでの出来事を

今日という大切な日にお話させていただきたいと

思います。

 

2021.01.19


これはもう…大野さんは絶対ここに来たんだって

根拠のない確信が湧き起ったほどに

手の込んだ愛で溢れてて

手を伸ばせば智に届きそうで

そこで大野さんがなんとも言えない表情をしながら

立って見てそうな…そんな不思議な空間だった


智が生み出すアートは、"作品"を見ているという

よりも、"大野智"を見ているという感覚に

なるのが不思議。

驚いたのは、作品は同じでも

六本木でみたあの景色とは本当に

全然違ってみえたこと

智の作品って、

場所や環境が変わるとこんなにも表情がかわるんだ

 


まさに生きた作品

本当の意味でのフリースタイル



六本木では、全ての作品が

長い一本の旋律のように繋がっていて

真っ直ぐ導かれるように観ていった感覚


大阪では、ひとつひとつ、ポツリポツリと

そこに散りばめられた愛おしいでしかない

作品達を自分で必死に回収していったような感覚

 

わたしの大好きな人間味に溢れた

「ただの大野智でいいと思う」

に、触れられた空間だった。

 

会場に入ってすぐ、
フリスタ2008でスポットライトを浴び

きらびやかにデビューした、あのガマドンがいた。

 

ガマドンといえば、


マントにアフロヘアー

高々と掲げた右腕。

その姿はまるで、ステージで輝く

大野さんみたい


そんな、スーパーアイドルガマドンは

彼がお休みに入るそのタイミングで

大阪にも来てくれた。

 

そこにいたのは…


マントを脱ぎ、アフロを取り

スイッチはオフ。

会場にいたガマドンは、なんと

木箱の中で眠ったまま。



木箱の上には、ガマドンが脱いだメガネとアフロ。

上にちっちゃなミラーボールをつけて

クルクル回ってた…←全部シュール


改めて、
智がファンと繋がっていることを

感じられるようにと

作ってくれたガマドンチャームと向き合ってみる



そっか。

 


ガマドンは"大野智"じゃなくて

"嵐のリーダー"なんだ。

 

 

"嵐のリーダー"の魂を宿した

お休み中のガマドンくん。

 


右腕を掲げマントを纏い歌うガマドンではなく

スイッチオフにしたガマドンを

私たちに『持っててね』って、

ゆだねてくれた意味を思うと、愛おしくてたまらない。

 

茶の間を過ぎ、会場の真ん中に入ると

そこには2つのランタンに守られ

優しく佇むジャニーさんがいた。

 

"しんでんじゃねぇよ…"

 

実感が湧かずに涙すら出なかったと

話していた智くんは

"悲しみ"の感情を通り越したその先の

「無」の世界に佇んでいたのかもしれない

 

そんな智くんはジャニーさんに

沢山の色を重ねた。

今までやったことのない手法。

 

だけど、どんどんイメージが進み

何色も何色も鮮やかに彩られカタチとなっていく。

 

自分の手で命をふきこんだ

「生きて」残るジャニーさんの姿を

目の前にしたとき

 

"やっぱ。涙が出るね"

 

…そのときはじめて、智くんの中に
点在していた感情が身体中を巡り
涙となって溢れ出る

 

そんな、ジャニーさんの魂を

両わきからそっと

2つのランタンが優しく照らし続けていた。

 

そして、細密画。

 

六本木では極限まで近づき

答えを探すように必死になってこの

宇宙からのメッセージfrom大野を読み解こうとして

撃沈した。細密画。

 

大阪では、薄暗い照明に照らされ

ベースに塗られたシルバーがキラキラと輝いていた

 

なんだかよくわからないけど

妙にホッとする。

 

…あれ。

 

これは宇宙からのメッセージなんかじゃない。

大野さんの心の記憶が記録されたものなんだ。

 

誰も踏み入ることができない、

大切な領域なんだ。

 

自然と少し絵から距離をとり、

離れたところから細密画を見守る自分がいた。

 

シルバーの細密画を心に刻み

歩みを進めた私を待ってましたとばかりに

登場したのが

 

パントマイムで踊った床を立てた「壁」

そして、その時に履いていた白のペンキで塗られた

「靴」

 

ステージにそっと靴を綺麗に揃え置き

姿を消したSATOSHI OHNO

 

この大野さんのシュールすぎるブラックジョークが

伝わりますでしょうか…(ブラック言うな

 

ある意味私のなかでは

フリスタ史上一位ぐらいの強烈なメッセージ

受け取った気分になったこのステージと靴が

あまりにも強烈な光景すぎてその場を動けない

にも関わらず、その後の映像では更にシュールに

追い討ちかけてくるとか…

 

(個人的には潤とこれを一緒にみて

「ふーん、大野さんらしいね?」とか言って

ドライに流してほしかったわ、ぐらいの威力。

 

フラフラで細い通路を抜けると、

そこには大きな智がいた。

 

あの黒いシャツを着た大野さんだ

 

ねぇ、大野さん。そんな顔しないで?

って思った。涙で直視できない。

自分でもよくわからない感情に襲われた。

 

実は、大野さん。最近でもこの顔みた。

 

そう。

ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories

エンドロールの大野さんの表情。

 

あくまでも、大きな意味合いで

「区切り」を感じた。

 

 

 

 

本当に凄い人を好きになってしまった

掴みどころがどこにもなく

追いつきたくても、尊いほどに遠い存在。

 

それなのに、それなのに…

会場に入った瞬間から

いきなり智の優しさに触れ

一瞬でむちゃくちゃ寄り添ってくれる

 

そして、最後にはやっぱり1人で

『またね』って去っていってしまう


本当にずるいなぁ智は

泣きながら笑えてきちゃうね


このとんでもないエネルギーの塊が

このまま永久に宝箱にしまわれっぱなしになるとは、

到底思えないんだよなぁ

きっとまたいつかどこかで動き出す。

 

吸い込まれそうなほどに綿密な技量

計算され尽くした色使い

こだわり続けたシュールな世界観を

目の当たりにした。

ということはもちろんではあるんだけど

それ以上に

大野智という人の内側を

そっと見せてもらうことができた個展。


人間味があって、

等身大で

あったかい、

そして、涙が出るほどに

繊細であること

嵐の曲を聴きながら

その当時を思い出して描いてたんだって

言ってたけど、そんな智にとって

大切な宝物の時間まで

私たちに共有してくれたね


智の手から生み出された作品達に囲まれて

智を感じられたこと。


心から、ありがとうございました。


智くん。

 

本当に色んなことがあるよね

優しすぎる人だからきっと

また自分のこと以上にファンのことを

心配してくれてるんでしょう。

でもね、わたしは個展でみた

智の想いや本質の部分、

そして愛あるメッセージ。

それだけでこの先もこの人に

ついて行こうと思えたから。


だから、これからも

その笑顔を絶やさずに真っ直ぐを

貫いてください。

 

多彩な才能を持っている大野さん。

だけど陰での努力を決して怠らない姿勢には

いつも心を突き動かされ

人として心の底から尊敬しています。


グループ、それから私たちファンを

守ってくれたこと。支えてくれたこと。

本当にありがとう。

 

大野さんの全てが大好きです。


大野さんの未来が幸せで溢れますように。

幸せでいてね。

 

改めて、お誕生日おめでとう。

 

#大野智

#大野智誕生祭

#FREESTYLE2020